2020.02.19
新型コロナウイルスに関する移植を受けた方々への注意
日本移植学会より移植を受けた方々へ
ご存知ように新型コロナウイルスの感染が日本においても起きています。
移植を受けられ、免疫抑制薬を服用されている方々は感染のリスクが一般より高いことが危惧されます。インフルエンザの場合と同様、不要・不急の外出はできるだけ避け、十分でこまめな手洗い、うがい、マスク着用をしてください。
2020年2月18日時点での厚生労働省HPにある「新型コロナウイルスに関するQ&A」にあるように、風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く場合(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。)
強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合また、高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)の基礎疾患がある方は帰国者・接触者相談センターに相談してください。
また、移植病院に受診する場合は、あらかじめ移植主治医や移植病院の医療スタッフに連絡をして、指示を受けてから受診してください。
このウイルス感染についてはまだ不明なことが多く、はっきりとしたことが申し上げられないのが現状です。パニックにならず、厚生労働省のHP
など、信頼の置ける情報にしたがって行動してください。
参考:厚生労働省 HP
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
(一社)日本移植学会