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2023.11.22

ノバルティスファーマより『シムレクト®静注用20mgの供給問題』に関するお願い

ノバルティスファーマよりバシリキシマブ『シムレクト®静注用20mgの供給問題』に関するお願いがきております。ご一読ください。

『シムレクト®静注用20mg(本剤)については、厚生労働省の指示を受けたノバルティスファーマ株式会社(同社)からの11月中発注の依頼もあり、直近の医療機関からの発注が増加しています。発注数は通常時の6倍程度となっており、このままの推移を辿ると医療機関様に滞りなく本剤を届けることが困難となる状況です。

このことを受け、学会員の皆様に以下お願いをさせて頂きます。

● シムレクト®静注用20mg発注の際には必要数のみの発注をお願いします。

● すでにお手元にあるシムレクト®静注用20mgについては、なるべく使い切るようお願いします。

● シムレクト®静注用20mgをタイムリーに納品するための措置として、ノバルティスファーマ株式会社ならびに各医薬品卸売業者担当者より、予定移植数、予定日、在庫数などの情報提供を求められる場合があります。できる限りご協力いただきますようお願いします。

本剤の1日も早い通常流通再開に向け、同社は厚生労働省とも連携を取りながら対応しています。12月に発生し得る緊急の移植にも対応すべく準備しており、近く同社より追加案内される見込みです。しばらくの間、ご協力のほどよろしくお願いします。』

なお、このお願いの背景については以下の通りです。

『【シムレクトの供給問題とご依頼の背景】本剤はシムレクト本体と溶解用の注射用水がセットになった状態で販売されています。この溶解用注射用水にガラス片が混入したことが判明し、全世界的に出荷停止となりました(本邦においては問題のロットの市場出荷はございませんでした)。本邦においてシムレクトは腎移植実施時の76%に使用されている観点から、腎移植を止めぬために有効期限が11/30までの古いロットの注射用水を同梱することで対応しておりました。しかし残念ながら通常流通再開が11月中に叶わず、厚生労働省から指示も受け、11月中に12月までの本剤を購入頂き、12月以降は弊社より別送させて頂く扶桑製の日局注射用水を用いて溶解頂くお願いをさせて頂きました。当初本剤については12月分まで含め十分な在庫量を保持しておりましたが、11月の発注量が通常時の6倍程度まで上昇し、欠品リスクが発生し出荷調整をかけさせて頂く運びとなってしまったことから今回のお願いに至っております。』

 

 

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