臓器移植Q&A

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免疫抑制薬

免疫抑制薬の種類、量、副作用は?

免疫抑制薬は腎移植とほぼ同じです。3種類ほどの作用の異なる免疫抑制薬を服用します。最近では拒絶反応抑制効果が高く、副作用の少ない薬が開発されているため、拒絶反応の頻度は少なくなりました。副作用としては、移植腎機能障害、高血圧、脂質代謝異常、多毛、脱毛、感染症(特にウイルス感染)などがあります。副作用の出現は個々の患者さんにより異なるため、移植後は薬の血中濃度などを測定して、副作用を抑えていきます。

執筆:穴澤 貴行・伊藤 泰平

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